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2019-12-23

ミンスパイはお金持ちのステータス?

ホリデイ小話その4

ミンスパイはお金持ちのステータス?

イギリスでは古くからクリスマスの定番として知られるミンスパイ。

小さな丸いパイの中に、ドライフルーツを細かく刻んだ甘い「ミンスミート」が詰まっています。

オーブンで温めたミンスパイに、アイスクリームを添えて食べるとまさに幸せの味。

昔はイエスが赤ちゃんとして眠ったゆりかごを表すため、楕円形に作られ、中身はラムなどのミンチ肉が入っていました。

普段と変わらないご飯だけど、クリスマスの日だけは少し豪華にしたいと、質素な食事をパイに詰められて生まれたミンスパイ。甘い味付けも控えめで、デザートというより食事のパイのイメージだったようです。

そんなミンスパイ、14世紀のスチュアート王朝時代には、大金持ちの人々にとって、特別な意味を持つステータスシンボルでした。

絢爛豪華に開催されるクリスマスパーティーの席で、パーティーホストはさまざまな形(星、三日月、ハート、涙、花など)のミンスパイを作って見せびらかすのが大好きでした。

派手な形のパイは、しばしばジグソーパズルのように組むことができる凝った作りのものも。

このようなパイをパーティーで用意できるということは、自分がお金持ちであり、最高の技術を持つ一流のペストリー料理人を雇う余裕があることを意味しました。

今では一般に浸透し、スーパーでも見かけるようなミンスパイ。ステータスシンボルだったというのはとても面白い話ですね。

中世からの習慣に、クリスマスから12泊目(1月5日の夕方)まで毎日ミンスパイを食べると、次の12か月間は幸せになる、というものがあります。

ぜひ来年の1月5日まで、ミンスパイを毎日食べてみませんか?

HOSHINO

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